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2020.2.2

Vol.09

tartarugaの木型とデザイン紹介 2020 SS

上から
T81 2A相当 8cmヒール(細・太有り)
8cmありますが、エレガントな雰囲気を大切にしながらも、甲で前滑りを防ぐようにデザインされているので、そのフイット感によりヒール高を感じさせません。太いヒールにすることで更に安定感を強化することも出来ます。エレガント派(細ヒール)、モード派(太ヒール)ヒールの表現は以外と大きなポイントです。

Y80 3A相当 6cmヒール、底面は赤アペ・波状ゴムの2種から選択
tartarugaの靴を一番最初にご購入されることの多いアイテムが、No.1083.1719 です。レースアップで前滑りを防ぐ上、むくみ度合いの大きなお足等にも調節が可能です。使用途も広いデザインですし重宝していただけるようです。まずはこの靴で足を整えて、次はパンプス系へと移行されるのが賢明だと思います。

58 3A相当 6cmの新ヒールになります(No.2007参照)
『足指先が地面につくほど足が前に滑ってしまって、サンダルは履いたことがありません』というお客様のお足もピタッとおさまるサンダル木型です。特にNo.1709はこの中でも抜群の対応力があります。甲の紐のデザインの数ミリの位置関係で、その履き心地や、神経へのタッチが変わってきます。新作のNo.2007もそれを上まわるフイット感があります。

T5 3A相当 4cmヒール
2019A/W からの新木型です。
4cmヒールのご要望が多いことを受けて作りました。
パンプスも大変好評でした。トップラインは浅めですが、サイドからの支えにより安定感があります。お仕事等でお使いになる方にも特にお勧めです。新作のサンダルも深めのデザインながら、甲の透けデザインにより重くならず良い感じに仕上がっています。

8 2A相当・PM58 B 相当 7cmヒール
『それほど私は細くないと思いますが、市販の靴では合わないんです…。』
B位のお足の方は、ご自身が細いお足だとは気づいておられない方が多いです。
E.2E.等を選んでおられるケースが結構あります。合わないのでどんどん大きな靴を履いていくと開張足が進んでしまいます。『何をはいても疲れる…』そんなお足にならないようにご注意ください。

Y83 4A~5A 相当 4cmの新ヒールになります
これ程細い木型を作ってどれ程の需要があるのか…と半信半疑で作った木型です。
その需要は年々増加し、『あなたの足の細さにはtartarugaさんしか対応できません』と靴屋さんに紹介されてお越し下さる方もおられます。無くてはならないtartarugaの看板木型になりました。

T7 3A 相当 2cmヒール 底材は赤アペ・コバ革底
フラットシューズ木型で実用性の高いデザインが主流です。No.730・No.1088はロングセラーで、この2型も初めの一足になることの多いアイテムです。最近は底材をマニッシュな革底にされる方が増えました。
ショートブーツも人気があります。

PH A~B 相当 2.5cmヒール 底材は革底・強化スポンジ
サイズが26cmまでありますから、幅の細目の男性にもお履き頂けます。松本もNo.183.1087.1007 を履き続けています。
スポンジソールはブーツには勿論ですが、ラフなバックレスにもおしゃれです。
いつもスニーカーの方にも、夏場はこのアイテムもお勧めです。

★tartaruga の木型は全て松本のオリジナル設計です。足囲の目安を表示致しましたが、甲周りはそれより細目のサイズで仕上げています。その方が細いお足に対する靴作りに適していると考えたからです。
又、靴はデザインにより同じ木型でも履き心地には違いがあります。tartarugaではお客様の足に出来るだけ沿うよう『微調整』を致します。それらもふまえ、サイズ表示はあくまでも目安とお考えください。大事なのは体感だと考えています。

 

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